看護職学習支援公開講座報告
臨床に活かすための薬の知識
2024年11月30日(土)
13:30〜15:30
看護現場に活かすコースとして、長野赤十字病院薬剤部 がん専門薬剤師 若林雅人 氏を講師に迎えて、臨床に活かすための薬の知識をテーマに、オンライン講義を実施しました。
最新の抗がん剤治療や副作用に対するケアを知ることができ、爪障害や口内炎、皮膚障害などの症状が、患者さんのQOLに大きく影響することに改めて気づかされた講義となりました。また、ステロイドや保湿剤の塗布方法、睡眠導入剤の選択と転倒リスクの関連について、実例を挙げた臨床に活かせる講義となりました。
参加者は9名で、参加された方からは、「今後抗がん剤治療をしている方や副作用で苦しんでいる方がいた場合に役立ちそうな情報を得ることができてよかった。」「眠剤やステロイドなどの軟膏についてのことも教えていただき勉強になった。」「患者さんの様々な背景やQOLについて理解し、他職種の力を借りることが大切だと感じた。」などの意見をいただきました。講座を通して抗がん剤やその周辺薬剤の知識や理解を深める貴重な講座となりました。