平成30年度の市民公開講座は、フジカルアセスメントの第一人者である山内豊明先生を迎えて「医療者のアタマの中で進めていること~医療推論~」をテーマに開催しました。166名(学生90名を含む)の参加がありました。卒業を前にした4年生と市民とがともに学ぶこの講座は、毎年大変好評です。
市民からは「医療者が頭の中で推論していることを、家族にも説明してほしい。患者と家族は正しく状態を伝えられるようにしたい」という感想が、学生からは「慣れてくると無意識にアセスメントをしているかもしれない。自分が考えていることを患者と家族に伝えられる看護師になろうと思った」という学びが書かれていました。
本学は、地域に根ざした看護者を育成することを使命としています。
この使命を果たすため、「看護学生と地域住民がともに学ぶ場をつくり、市民の皆様からも学生を育てていただきたい」と考えています。次年度も楽しみにしてください。